掃除機の選び方 スティック型編 5分でわかる掃除機選びのポイント!

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日々の生活に欠かせない掃除機ですが、最近は種類が多くてどう選べば良いかわからないという方も多いと思います。

ここではスティック型に絞って、5分でわかる掃除機選びのポイントをご紹介いたします!

スティック型掃除機の特徴

縦置きできる掃除機。取り出しが容易で、手軽に掃除ができる点がメリットです。コードレスタイプが多いですが、近年はバッテリーの駆動時間が長くなり、メインの掃除機としての需要が高まっています。ただし、連続使用時間には限度があるため、それほど広くない家屋での利用に向いています。メイン用としてはもちろん、キャニスター型と併用し、サブの掃除機としての利用も◎。なお、キャニスター型と比較すると吸引力は劣ります。

選び方のポイント

1.連続使用時間・最長運転時間で選ぶ

スティック型掃除機

スティック型の掃除機は、コードレスタイプが主流です。そのため、連続使用時間・最長運転時間に注意しましょう。自宅やオフィスなどの部屋の広さや、一度に掃除したいエリアに対応可能な運転時間を考慮して選びましょう。

2.ゴミの集め方(集じん方式)で選ぶ

掃除機を選ぶ際に悩むのが集じん方式です。「吸引力の持続時間」「消耗品とそのコストの有無」「ゴミをこまめに捨てる必要があるか」などが使用感の差となります。なお、ゴミを吸い取る性能については、特に差はありません。

紙パック式

紙パック式

吸い取ったゴミをそのまま紙パックにためるタイプです。ゴミに直接触れないので衛生的ですが、ランニングコスト(紙パック代)がかかります。なお、紙パックにゴミがいっぱいになると吸引力が低下します。

ダストケース(ダストボックス)式、サイクロン式、カプセル式

ダストケース(ダストボックス)式

吸引したゴミをダストケースにためていく集じん方式が「ダストケース(ダストボックス)式」です。サイクロン式は、スティック型の掃除機で主流の集じん方式で、ゴミを高速回転させてゴミと空気を分離し、掃除機本体のダストボックスにためていきます。吸引力が落ちにくく、紙パックも不要です。そのほか、ダストケースではなく、掃除機に装備されている「カプセル」にゴミをためていく集じん方式もあります。この方式は主にマキタの製品に採用されています。どの方式も紙パックが不要な点がメリットである一方、ゴミを定期的に捨てる必要があります。

ダストケースは丸洗いできると◎

ダストケース丸洗い

ダストケース(ダストボックス)に集じんする方式の場合は、細かい粉じんなどを吸った後、ゴミを捨ててもダストケースの中にその粉じんが残り続けてしまう場合があります。ダストケースを丸洗いできるタイプであれば、より衛生的に保つことができます。

3.ヘッドの種類で選ぶ

モーター式(自走式)
エアタービン式

掃除機の集じん力は、吸い込み性能だけでなく、ヘッドの性能によっても大きく左右されます。ヘッドの種類は、主に「モーター式」「モーター式(自走式)」「エアタービン式」の3種類に分けられます。ゴミをかき出す性能は「モーター式」のほうが優秀ですが、その分、コストが高くなります。

4.本体の重さで選ぶ

本体の重さ

スティック型の掃除機を選ぶ際には、掃除機本体の重さも重要です。片手で前後に動かしたり、移動時に持ち上げたりするため、掃除機本体が重いと疲れてしまいます。腕力に自信のない人は、1kg前後の軽量モデルを選ぶとよいでしょう。